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2023年03月06日

アマゾンのレビュー投稿数が増える仕掛け・Googleマイビジネスのコンテンツは何故増えるのか?【SEO検定2級・第18問】

2023年03月06日


アマゾンにはユーザーからのレビュー情報を投稿する仕組みがあります。商品を購入したユーザーは自由に感想を書くことができます。しかも購入していないユーザーまでもが感想を投稿できます。
投稿をすることによりユーザーには経済的なメリットはありません。
それなのに、ユーザーさんはレビュー情報を投稿しています。

ここで考えなくてはいけないことは、なぜ人々は自分が忙しいにも関わらずわざわざレビュー情報を書き込んであげるのかという動機です。
その動機を私たちウェブ管理者は理解するべきです。

企業がGoogleで上位表示するためには、自社のウェブサイトのコンテンツを豊かにしていかなくてはいけないのですが、なかなか企業の方も無限のお金や時間があるわけではないのでコンテンツばかりつくっていられません。

その時の合理的な考え方として前回の動画でも解説しましたが、コンテンツマグネットという考え方があります。
磁石のようにコンテンツをどんどん引き寄せて自分のサイトにコンテンツがどんどん蓄積されるという、コンテンツを自然と集める仕組みがコンテンツマグネットです。

アマゾンさんは実際にGoogleで上位表示していますし、アマゾンを知らない人はいないというくらい有名な企業です。

その1番の原動力がサイト上ではやはりレビュー情報の存在です。
レビューが各商品に信じられないくらい投稿されています。
一般のユーザーさんはお金をもらうわけではないのに、なぜか貴重な時間を費やしてレビューを投稿しています。

別にアマゾンという会社が有名だから自然とレビューが集まってきているわけではないのです。
何かそこには仕掛けがあるはずです。

ではその原動力は何かと言うと、ここに書いてあることですが1人の顧客としての声を販売者だけではなく他の消費者に知ってほしいという欲求がその動機です。
 → 承認欲求 です。

いつ口コミされるかどうか祈っていたり願っていたりしても一向に増えないものです。
本質的にレビューを書く動機を作っていかなくてはいけないのです。

その際に有名な話があります。
それは、アマゾンとかFacebook、Google、AppleなどGAFAと呼ばれている先進的米国の先進的IT企業は、一般のユーザーが情報投稿したくなるような心理を研究して、その心理を突いてレビューを書き集めています。
動機(インセンティブ)付けが重要です。

その1つの有名な例がアマゾンVineメンバーというものです。
いろいろな人にアマゾンVineメンバーを知っているかと聞くと、ほとんどの人は知りません。
これはあまり知られていない話です。



アマゾンさんのサイトにもきちんと書いてあるのですが、Amazon Vine 先取りプログラムというものがあるようです。
これをアマゾンさんは今から10年くらい前に始めて、その結果アマゾンの前までガラガラだったレビュー欄がどんどん埋まっていったらしいです。

コンテンツを自然に集める仕掛けについて
アマゾンさんの「Amazon Vineメンバー」というのは参考になります。



アメリカの先進的IT企業と言えば、何といってもGoogleです。Googleもユーザーたちからコンテンツを集めることが上手な会社です。

Googleは色々なことをやっていますが、今回紹介するのはGoogleビジネスプロフィールです。
Googleビジネスプロフィールは、企業さんが無料で自分のビジネスに関する情報を書き込めるサービスです。

Googleビジネスプロフィールに自社の情報を適切に書込むと、Google検索結果の上の方に3件ぐらい地図欄が出てきますが、そこに自社の情報を表示することが可能になります。

あるいは自社の会社名で検索すると画面の横に四角い枠があり、株式会社何々とか、住所や事業内容や営業時間などの情報を右横に出してくれます。
そして当然Googleマップのところに色々なお店と一緒に御社の情報も出してくれます。

ただその条件として、適切な情報をGoogleビジネスプロフィールに登録する必要があります。

例えば美容室を例にとると、「美容室 地域名」で検索すると検索結果の上の方3件の枠に自社のビジネスで美容室さんの情報を出してくれます。



これは無料で掲載してくれるので、かなりの告知効果、宣伝効果があります。

例えば、「美容室○○」さんというところをクリックするとレビューの投稿が書かれています。
口コミが書かれていますし、オーナーさんからの返信ということで、このビジネスをやっているオーナーさんが返信を書いています。

掲載されている写真も最新のものをアップしておかないと古い写真が表示されてしまうので、お店としてマイナスになります。
それはGoogleにとってもマイナスです。Googleにとってもレビューが少なかったり、古い写真ばかりが投稿されていると、Googleビジネスプロフィールというサービスの魅力が低下してしまいます。

そこでGoogleさんがよくやっていると思うのが、運営者への励ましのメールを出したりすることです。

他には、先週のあなたのGoogleビジネスプロフィールが閲覧された回数は○○回ですというメールを結構頻繁に出してくれます。

例えば、「おめでとうございます!」というメールがGoogleさんからGoogleビジネスプロフィールを管理している管理者宛に毎月来ます。
「あなたの投稿が13回閲覧されました!」
「もっと閲覧されるためには投稿内容にマッチした魅力的な画像を投稿しましょう」

というように、人工知能がアドバイスしてくれるのです。



数年前から、Googleはローカルガイドというものを考えました。

これはアマゾンVineメンバーと同じようなもので、一種のGoogle親衛隊みたいな人たちを養成しています。

皆さんはGoogleマップの口コミを見ていると、オレンジ色で「ローカルガイド」と書かれていることを見たことはありませんか?



これは、Googleのローカルガイドというものに申し込むと誰でも無料でローカルガイドになることが出来て、Googleのマップに色々な口コミなどを書くとポイントがもらえます。
そして、ポイントがたくさん貯まると色々な景品と交換できます。

私の記憶では、以前よくもらえていたのは、Google cloud (GCP) のディスクスペースです。
普通、無料のものは5GBぐらいしか使うことが出来ませんが、ローカルガイドになってGoogleのために働いてコンテンツを増やしていくと、ご褒美としてそれを2倍とか3倍、場合によっては10倍くらいまで増量してくれます

Googleのローカルガイドになると、熱心に投稿したり、質が高い投稿をするとたくさんポイントがもらえてポイントに応じて景品的なものがもらえたり、ゴールドとかプラチナなどのいろいろなグレードのバッジがもらえてユーザーは良い気分になれます。
そのようにしてGoogleはインセンティブをゲーム感覚で与えています。

最近では、GoogleビジネスプロフィールがSNS化されつつあると言われています。
Googleはユーザー1人1人に対してTwitterやInstagramのような機能を与えるようにもなってきています

最近、Googleの公式サイトでプロダクトマネージャーのアマンダさんという方があることを発表しました……

今回の動画第18問では、
アマゾンのレビューが増える仕掛けとGoogleマイビジネスのコンテンツの増える理由・Googleローカルガイドについて全日本SEO協会の鈴木将司が解説します。

皆様のご視聴、お待ちしております。

全日本SEO協会・SEO検定公式サイトはこちらです。
https://www.ajsa.or.jp/kentei/seo//a>

コンテンツマグネットを使って集客を実現する方法と成功事例【SEO検定2級・第17問】

2023年03月06日

コンテンツマグネットとはそもそも何なのか?
通常企業がSEOで成功するためには、有益なコンテンツをたくさん作らなくてはなりません。

Googleは有益なコンテンツを載せているサイトを上位表示させようとします。
そうすることにより、Googleは何時検索しても良質なコンテンツがある素晴らしい検索エンジンという座を確保しているわけです。

ということは、上位表示するためには私たちは良質なコンテンツを何とかして作らなければならないのです。

ですが、企業が自前でコンテンツを作ろうとすると、コンテンツを作ること自体が本業ではない企業がほとんどですから外部の業者などに発注、外注することになります。
そうするとすごく時間はかかりますし、何よりもお金がかかります。
ですから、そういうやり方では長続きしません。

そこで一部の人たちが考えたやり方が、コンテンツをユーザーに作ってもらおうという、
・UGC(User Generated Content)ユーザーが生成するコンテンツ
・CGC(Consumer Generated Content)消費者が生成したコンテンツ
こういった戦略でコンテンツを増やそうとするわけです。

コンテンツマグネットは、ユーザーが無償でどんどんコンテンツを作ってくれて、それがそのサイトに磁石のように吸い付いてくるというイメージです。
巨大な磁石さえ持っていれば自分で鉄を作らなくても鉄というコンテンツを作った人たちからタダで収集できます。
それがコンテンツマグネットという概念です。

ではそういったコンテンツマグネットというのは、どうやって成り立っているかなのですが、

この3つは絶対に必要です。

@コンテンツマグネットの運営者
A情報発信者
Bエンドユーザー

コンテンツマグネットは、この3つで成り立っています。




私のクライアントさんで、コンテンツマグネットを実際に作ってサイトの集客がうまくいっている、SEOで成功している中小企業の方がいます。

その会社のサイトは、「セミナー」とか「セミナー情報」という言葉で上位表示しています。
ここは別に、このサイトを運営している企業が特段たくさんコンテンツを作っているわけではなくて、コンテンツをユーザーに作らせています。



どのような仕組みかと言うと、私のクライアントさんはセミナーのサイトを運営している

@コンテンツマグネット運営者
ということです。

A情報発信者
情報発信者というのはこの場合誰かと言うと、このサイトには誰でも無料でセミナー情報を投稿できるので、私も投稿しています。
私が講師を勤めているセミナーも毎月ここに無料でアップロードさせていただいています。
「セミナー無料参加登録」と「メンバーログイン」というところを押してアカウントを取得して、自由に自分のセミナーの情報をアップできるようになっています。

その結果、ここには刻々と1日何件も新しいセミナーの情報が押し寄せてきます。
そして情報発信者であるユーザーが苦労してコンテンツマグネット運営者のためにコンテンツを作ってあげているわけです。

ここはアパートやマンションの大家さんのように、部屋を貸しているだけです。
土地を貸していて、お店の方が一生懸命お店を作って運営しているわけです。

コンテンツマグネットの構成要素の最後3つ目は

Bエンドユーザー
エンドユーザーは、例えば「投資セミナー」、「FXセミナー」、「SEOセミナー 東京」等いろいろなキーワードで検索して、この無料でセミナー情報を投稿出来るサイトを見つけて、ありがたみを感じて申し込んでいます。
その結果、このセミナーのサイトという1つのコンテンツマグネットが巨大化するようになっています。

コンテンツマグネットを持っている企業や、ユーザーが生成するコンテンツであるUGCのサイトを持っている企業は、非常に高収益で業績も良い傾向にあります。

だからこそ私も熱を入れて、UGCのことや、コンテンツマグネットという一見SEOではどうでも良いようなことをご紹介させていただいています。


UGCやCGCのようなコンテンツマグネットを作るときのコツの1つは、自分のことを書くのではなくて、他人の自己紹介的なプロフィール的なページをたくさん増やすような感覚を持っていただくと、非常に合理的に短期間でアクセス数が増えるようなコンテンツになります。

自分のWebサイトに何というキーワードでGoogleから来ているのか?
それはGoogleが無料で提供している「サーチコンソール」で知ることが出来ます。

サーチコンソールの「検索パフォーマンス」を見てみましょう。

検索パフォーマンスを見ると、そのサイトに何という言葉で検索した人たちが訪れているかという流入キーワードがわかります。

こちらは弊社、全日本SEO協会の公式サイトのサーチコンソール内にある検索パフォーマンスです。
過去3カ月間の流入キーワードがこれです。



「SEO協会」という言葉で検索した人たちが、さすがにオフィシャルなので1位表示されているため最も多く来ています。
あとは、「全日本SEO協会」という同じような言葉でも来てくれています。

流入キーワードの約9割は人名とか会社名です。
SEO協会のスクールを卒業してくれたコンサルタントの方や、有名な美容家の方、情報起業家の方等起業家としても成功している人が多いです。

そういう方はやはり調べられる立場にあります。
信用調査のためにその人たちのお客様とか見込み客の人がここは契約して大丈夫かということで信用調査のためにGoogleで指名検索をします。
そういう膨大な数の細かな検索でしょうけれど、そういったものをSEO協会のサイトは拾えています。
すごくありがたいことです。

コンテンツマグネットというのはこのように慢性的なコンテンツ不足の企業さんや私たちにとってはすごく便利な発想方ですが、
コンテンツマグネットというのは、やってみないとうまくいくかどうかわからないものです。
そして、コンテンツマグネットで取り扱っているテーマが急に時代遅れになるというリスクもあります。
意外に賞味期限が短かいとか、はずれることがあります。


今回の動画:SEO検定2級【第17問】(1)(2)(3)では
コンテンツマグネットとは何か?
コンテンツマグネットの活用方法や成功事例などを全日本SEO協会の鈴木将司が詳しく解説します。

ご視聴、お待ちしております。

全日本SEO協会・SEO検定公式サイトはこちらです。
https://www.ajsa.or.jp/kentei/seo//a>

ユーザーやお客さんが無料でコンテンツを作ってくれる仕組み【SEO検定2級・第16問】

2023年03月06日

通常Webサイトのコンテンツというのは、Webサイトの管理者やそのサイトを提供している企業がつくるものです。管理者や企業が生成するコンテンツです。
例えば、Webサイトを作って写真や画像を載せるときその写真や画像は誰が作るかというと、ユーザーではなくてそのサイトを運営している人や企業です。

ですが、UGC:(User Generated Content)というのは、その名の通りユーザー(User)が生成したコンテンツという意味です。



CGC:(Consumer Generated Content)というのは消費者(Consumer)が生成したコンテンツという意味です。

User Generated ContentとConsumer Generated Contentの違いはほとんどないですが、誰が生成したかが違いです。
ユーザーというのはそのサイトを使う人たち全員のことです。
Consumerというのは消費者ですから、そのサイトにある商品とかサービスを購入した人たちです。

ユーザーというのは、お金を使う人と使わない人が混じっていますが、Consumer(消費者)はお金を使った人たちだけです。
どちらの人たちがコンテンツを作成したかによって言い方が異なります。

前者がUGC、後者がCGCです。
これがなぜSEOに関係しているのか?

企業はウェブサイトを作る時に本来自分でコンテンツを作らなくてはなりません。
その為、とても手間暇や予算や人手がかかります。
ちょっとしたコンテンツを作るのに、何日、何十日、または何カ月もかかることがあります。
しかもすごい費用がかかることがあります。

そこで賢い人たちが考え出した手法が、コンテンツを自分たちで作るのはやめて他人に作らせれば良いという考え方です。
他人がコンテンツを作りたがる仕掛けや場所=プラットホームを作ろうという賢い人たちがいました。

どんな人たちかというと、1つはインターネットビジネスで最も成功している企業のAmazonさんです。
Amazonのレビュー情報というものがあります。
Amazonさんは意外にも自分でコンテンツを作っていることはあまりないのです。


UGC:(User Generated Content)の例は、Amazonの他に、アメーバブログがあります。
アメーバブログは、芸能人や有名なモデルさん、ミュージシャンなどがたくさんアメブロを立ちあげてすごく有名になった無料のブログサービスです。

ライブドアブログも、はてなブログもそうですが、ユーザーからお金も貰わずに無料でコンテンツを提供しています。
ユーザーさんは自分のコンテンツだと思っているかもしれませんが、いくら頑張って記事を書いても物理的にはそのコンテンツはUser Generated Contentを提供しているプラットホーム企業の物でしかありません。

楽天市場さんもたくさんのUGCを持っています。
言うまでもなく、楽天市場自体の商品は誰がアップしているかというと、楽天の社員さんではなく楽天に加盟した、あるいは出店した出店企業の社員さんなどが一生懸命コンテンツを作ってアップしていま
す。

更に、好循環が生まれてきていることは、お客様がレビューを書いてくれるのでさらに情報が豊かになり、参考になる使えるサイトになってきているわけです。

実際に商品を購入してくれた方が投稿したコンテンツは、消費者が投稿したという意味で、CGC(Consumer Generated Content) =消費者が生成したコンテンツと言われます。

楽天の運営サイト一覧がありますが、この運営サイト一覧も楽天の社員さんが一生懸命コンテンツを作るというよりは、そこで物を売り買いしようという人たちが作っているUser Generated Contentです。

ヤフオク!もそうです。
ヤフオク!のサイトにはその教材の写真とか説明などがたくさん載っていますが、それは出品者が作ったものです。

そして,最近の主流で言うと、Facebook、Twitter、YouTubeやInstagramなどのソーシャルメディアもです。



ソーシャルメディアの最大の要素はやはりユーザーが作ったコンテンツ、User Generated Contentだということです。


いろいろな有名企業がUGCやCGCをやっていますが、Amazonさんや楽天さんなどはとても有名な企業であって、私たち中小企業や個人にとってほとんど参考にならないかもしれません。

そこで今回ご紹介したいのは、小さな会社でもどのようなUGCをすることができるのか?
その工夫と、私が全日本SEO協会で過去何年かやってきたことをご紹介したいと思います。

弊社のサイトに、「全日本SEO協会会員専用サイト」というのがあります。
会員さんだけしかサイトの中身は見ることは出来ませんが、「一般公開版」というところで一部分だけ一般の方でも見ることが出来るようになっています。



そこに会員さんがニュースレターを通じて私に寄せていただいた質問と質問への回答を載せています。

この会員専用サイトで私が以前から抱いていた悩みは、アクセスが全然増えないということでした。
会員さんが現在460人くらいいますが、会員専用サイトに毎日のように見に来てくれる人は大体1割程度でした。
またSEO協会に入りたいと思ってくれる人も、1日数人しかいませんでした。

このような会員専用サイトのような閉じられたサイトでは、想定されるアクセス数は、上限1日50人くらいでした。

そこで私はあることをしようと決めました。
それは、「ニュースレター」というSEOの会報誌があるのですが、そこに「会員様からのご質問への回答」というコーナーが以前からあったので、そこにお寄せいただいていた質問と回答を一部ですが、載せてしまおうと考えました。
名前は匿名化して、1日50人くらいしかアクセスがなかったサイトに載せてしまえばいいと思って載せるようにしました。

「SEO対策Q&A」という形で、会員さんのご質問に対して、その方に答を書いて画像も載せています。
そして、参照するべき参考となるサイトへのリンクも書いています。
あとはカテゴリー化もされていまして、「Q:YouTubeでのコンテンツは検索結果の上位に来ることはなかなかありませんか?」という質問に対してサクッと答えています。

こちらを見ていただけますか?
それがUGCを始めたらこんなに増えていきました。



この上がり方はすごくないですか?

私が会員さんからの質問とその答えを一部公開するというUGCをやる前の1カ月あたりのアクセス数は推定ですが、800人程度しか毎月来ていませんでした。
ということは、1日のアクセス数は20数名でした。

毎月約800人だったのが、先月は5,622ということは約7倍もアクセスが増えました。
これがUser Generated Contentの力です。

ぜひ、皆様もUGCやCGCを活用して御社の業績を伸ばしていただきたいと思います。

今回の動画:SEO検定2級【第16問】(1)(2)(3)では
・ユーザーやお客さんが無料でコンテンツを作ってくれる仕組み
UGCやCGCに関することを詳しく解説していきます。

ご視聴、お待ちしております。

全日本SEO協会・SEO検定公式サイトはこちらです。
https://www.ajsa.or.jp/kentei/seo//a>

トリプルメディアをうまく使えば広告費を使わないで集客出来る!【SEO検定2級・第15問】

2023年03月06日

トリプルメディアというのは

・オウンドメディア
・アーンドメディア
・ペイドメディア

です。

コンテンツマーケティングを実施するためのメディアは主に3つあり、それらはトリプルメディアと呼ばれています。

コンテンツマーケティングというのは、企業がコンテンツ、つまり情報の中身を配信して、それによって人々を集めてそのうちの何人かにお客さんになってもらう。この一連の活動のことを言います。
それを実施できる、または実施する場所が全部で3つあるということです。

下の図は、トリプルメディアの概念図です。



コンテンツを配信するというのは、かなり大掛かりな仕組みが必要です。
情報を発信することはものすごくエネルギーが必要で通常それを実現するためには、何かの仕組み、枠組みが必要です。

その中にいくつかのメディアがあるのですが

1つ目・オウンドメディア

オウンドメディアはすごく大事な言葉なので覚えて欲しいのですが、所有されたメディアという意味です。

これは誰かと言うと、企業のことです。企業というのは、私たちのことです。
私たちのような情報発信をしようとするものが所有するメディア・媒体、それがオウンドメディア「自社メディア」です。

例えばユニクロさんでしたら、ユニクロさんの公式サイトはユニクロさんがほぼ100%所有していますので、ユニクロさんの自社メディアです。

2つ目・ペイドメディア

ペイドメディアとは何かというと、大きな会社がたくさんの広告費などを払って作り上げたメディアのことをペイドメディア、お金が払われたメディア。
これを直訳すると「広告メディア」と言われています。

これはどんなものがあるかというと、楽天市場さんとかヤフーショッピングさん、PayPayモールもお金を出せばいろんな企業さんが出店できます。
そういったお金によって作られた、または存在が許されるメディアがペイドメディアです。

3つ目・アーンドメディア

アーンドメディアとは概念図のアイコンにもありますが、FacebookやTwitter、LINEとかInstagramのようなソーシャルメディアのことです。
ソーシャルメディアというのは、アーンドメディアと呼ばれています。

これは、企業が消費者から評判を獲得するという意味で、獲得するという言葉の英語訳がEarnedで、名声を得るなどの意味があります。「獲得されたメディア」です。
ようするに、絶えず努力していかないとその存在が許されないメディア、これがアーンドメディアです。

これら、トリプルメディアにはそれぞれ一長一短があります。
例えばオウンドメディアというのは先ほども言いましたように企業さんが自社で所有するメディアなので当然維持費・管理費・製作費もかかりますし、それを維持するための新しいコンテンツを作る費用など、すべての費用がかかるのがオウンドメディアです。

次にペイドメディアというのは、ある程度楽天さんとかホットペッパービューティーさんのようなプラットホーム企業さんにある程度お金を払えば、または広告料・掲載料を払えば作業を代替してくれます。
これはかなり便利ですが、致命的な欠点があります。
それは、お金を払っている時だけの関係という点です。
お金を一瞬でも払わなくなったら、このペイドメディア(広告メディア)では消滅します。
これはすごく残酷です。

ということは別の言い方をすれば、私から見れば会社がうまくいっている時だけ存在が許されるところです。
うまくいかなくなったらすぐ出ていかなくてはいけない厳しい世界がペイドメディアです。

逆にオウンドメディアはそれなりに費用や手間もかかるでしょうがお金が少なくなってきても、最終的には、とどのつまりはレンタルサーバーの料金とかドメインの管理費が年1000円とかかかる程度で、存在は許されます。

アーンドメディアというのもそれは残酷で、絶えずFacebook・Twitter・Instagramとかで情報を発信していれば受け手が相手にしてくれるし、より多くの人が発見してくれるでしょうが、情報発信のプロセスを止めてしまったら消えてしまいます。

例えば、ある会社が毎日のようにTwitterとかFacebookで投稿していたものが、3カ月とか半年、1年と何も投稿しなかったらほとんどのフォロワーは見てくれなくなるでしょうし、フォローを解除されるでしょう。
あるいは情報が行っても忘れ去られているから何の意味もないのです。

ですから、ある意味全部が厳しいメディアです。

私のポジショントークになってしまいますが、オウンドメディアがこの中で1番楽だと私は思います。
何度も言いますが、最低限のレンタルサーバー料金を月数百円とか、年間のドメインの維持費が1000円程度で半永久的に持つことができる。
そしてすべてのコンテンツである画像やテキストや動画は、所有したメディアですから全部自分の物です。


今回の動画:SEO検定2級一問一答【第15問】では、
トリプルメディアとは何か?
そしてをトリプルメディアをうまく使えば広告費を使わないで集客出来ることを全日本SEO協会の鈴木将司が解説します。

皆様のご視聴お待ちしております。

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