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2022年12月

サイトのアクセス数を増やすための「求人サイト」のポイントと「Googleしごと検索」【SEO検定2級・第11問】

2022年12月16日


多くの企業サイトにおいて見込み客の次に訪問してくれるユーザーは、仕事を探している求職者です。自社サイトの中に求人情報ページを載せたり、求人専門サイトを開設すればたくさんの求職者が訪問してくれることが期待できます。

ですが、現実は自社サイトに求人のページを作ったくらいではなかなか上位表示することは難しいです

いろいろな求人キーワードでGoogle検索すると、検索上位はマイナビや、Find、JOB、リクナビなどの求人ポータルサイトや大手の有名な求人広告を扱っている業者で占められています。
一般企業の求人情報ページはほとんど出てきません。競争率は非常に高いのです。

プロの求人系の会社が素晴らしいサイトを作って全国の情報をほとんど漏れなく網羅しているので、ユーザーから見るといろんな条件別の検索結果も豊富に出てくるので、たくさんの仕事の中から自分に合った仕事を選びやすいようになっています。

そのような中で、私たち中小企業、個人企業が上位表示するためには、どうするどうすれば良いのでしょうか?

一定数の人たちが企業のWebサイトを見てそこで応募しようとか、その企業のディープな情報を知りたいというニーズはあるはずです。
一方求人専門サイトは確かに情報量は豊富です。掲載件数も無限と言っていいほどたくさんあります。
確かに素晴らしいのですが、深い情報は載っていません。

その会社の現実的な職場の風景や、社員さんたちがどんな活動をしているか、どう活き活きと働いているかという情報はあまり載っていません。薄く広い情報しか載ってないです。
データベースの容量には限りがあって無限の情報を掲載できないからでしょう。

そこで私たち中小企業や個人企業はどうすれば良いかというと、情報誌には載せきれないような深い情報、最新の情報をどんどん自社サイトにアップすることです。



しかし、自社サイトの求人情報ページや、求人サイトを作る際によくあるミスがあるので注意しなくてはなりません。
それは、別ドメインで求人サイトを作る方が結構多いという点です。



別ドメインで求人サイトを作るという考え方は、昔は正しいやり方でした。10年くらい前は1つの企業がたくさんのドメインネームを取得して、安いレンタルサーバー会社にサイトを置いて固定費は安くしておき、多くのサイトを運営していました。そしてお互いにリンクを張り合うことによってリンク効果が生まれていました。

ですが最近では、Googleもそういった行為を見逃さないようになってきています。

Googleは、ある1つの企業などが作ったサイト同士のリンクを前ほど高く評価しなくなってきているのです。
その結果、別ドメインで求人専門サイトを作りリンクを張り合ってもリンクの効果がお互いに期待できなくなりました。それによりサイトをせっかく作っても上位表示は難しくなりました。

ドメインを分けたら、新しく作ったドメインに対してまた優れたサイトや関連性があるサイトからリンクしてもらわないと上位表示はできません。
せっかく作っても競争が激しすぎるので、Googleの検索結果からほとんど人が来てくれなくなります。
その結果Googleで上位表示できないという悲惨な結果になってしまうのです。

求人サイトを作ること自体は良いことですが、ドメインを分けて作ることは良くないのです。

では、どうしたら良いかですが、1つのドメインの中に求人サイトを置くことです。

2018年のGoogleの発表によるとサブドメインのサイトやドメイン直下のサブディレクトリでも同じように評価されるということです。

求人サイトを作る時は、サブディレクトリか、サブドメインで作った方が良いです。

そうすることによって求人サイトにあるページにアクセス数が発生するようになります。
仕事が欲しい人や仕事の情報を探している人のニーズがあります。



サブドメインのサイトやドメイン直下のサブディレクトリという形で自社ドメイン内で求人サイトを作る、または求人情報をアップするということは実践してほしいのですが、ここまでやったとしてもリクルートさんのサイトや有名な求人ポータルサイト、特にIndeedさんが検索の上位に出てきます。一般の企業の方が通常のWebサイトの同じドメインの中に求人サイトを作ったくらいではすぐには上位表示できないでしょう。
どれほど更新したとしても上位表示して人々に見てもらうには、少なくても1年〜2年はかかるはずです。

それでは現実的に、なかなか社員さんやアルバイトさんが集まらないという求人の悩みを持っている方はどうすれば良いか、最新のトレンドをご紹介します。

Googleさんがとてつもなく素晴らしい良いサービスを提供しています。

Google検索結果ページの「広告」のすぐ下にある「求人」というこのボックスです。



これが中小企業の方や、これまでマイナビさんやリクナビさんなどの大手の何十万円、何百万円するような求人広告を買えなかった企業にとっての救いのボックスです。

Googleは特別覧を用意してくれたのです。
自然検索の上位が大手のポータルサイト、求人サイトばかりで、これではあまりにも酷いので特別覧を作ったのです。

これは今から2年ぐらい前にGoogleが発表したものです。
「Googleはこの度Googleしごと検索というものをリリースすることが決定しました!」というニュースが世界中に伝わったのです。


そこでGoogleさんがアドバイスした通りにやった人たちが、実際にこの特別覧に上位表示できるようになってきたのです。
これは考え方としては、Googleマップと似ています。

自然検索の検索結果TOP10に全然入れない企業でも、この地図のアルゴリズムの要求に満たせばここに3件だけですが、出てきます。
第4位以下は「その他」をクリックしないと見られません。
Googleしごと検索の1位、2位、3位だけがGoogleの自然検索結果第1画面のIndeedさんなどの上にある「求人」というボックス枠に出てくることが出来るのです。

これは、「Googleしごと検索」(Google for Jobs)
というものです。

素晴らしいです。これはすごいことです。



問題は、どうすればこのGoogleしごと検索の中で上位表示をして、TOP3に入れるかです。

Googleでこのキーワードで検索してください。
「Googleしごと検索 掲載方法」で検索すると色々な方々が役立つ情報を教えてくれています。

その中で今度は別のキーワード
「Googleしごと検索 構造化データ」で検索すると、Googleさんの公式サイトが出てきます。



求人情報に「構造化データを追加する」というページが出てきます。
ここで上位表示するためには構造化データというものをウェブページ内に実装することが必要です。

ここの取り扱い説明書に沿って構造化データを実装していきます。



基本的にこれはJavaScriptを軸にしたものですので、この50行くらいの情報をご自分のサイトに貼ってみてください。

検索に掛けたい自社の求人ページに貼り付けます。
この中に、職種名。仕事の内容や給料。リンク先
投稿した日付:2020-07-20T10:00に投稿しました
この投稿の期限:いつまで表示したいか!2020-08-31
会社名○○○○
あとは、福利厚生などをここに書きます。

Googleがあらかじめ示した構造化データの仕様に沿ってソースを記述することによって、格段にGoogleしごと検索で上位表示できるようになります

そうすると、かなり順位が改善されることが期待できます。

GoogleはGoogleの検索結果内にWebページからQ&Aページの情報等も抜き取って表示したいのでしょう。
Googleは、検索結果ページで、通常の検索広告、地図、自然検索の他にいろいろなものを追加しようとしているのです。
その流れの1つがこの構造化データの採用なのです。

構造化データというのは色々な分野にわたってGoogleが普及させようとしていますから、ぜひGoogleさんの構造化データに関する「Google検索デベロッパーガイド」というページをご覧下さい。
ご自分の業界にとって結構使えるものが見つかる可能性があります。

今回の動画、SEO検定2級一問一答:第11問では
(1)サイトのアクセス数を増やすには●●●●に来てもらえ
(2)求人サイトをGoogleで上位表示するための最重要ポイントとは?
(3)求人キーワードIndeedよりも上位表示するには?
(4)「Googleしごと検索」で上位表示する方法

4回にわたり、求人サイトでアクセス数を増やして、Googleで上位表示するための方法を詳しく解説していきます。一人でも多くの方にご視聴いただくことをお待ちします。

全日本SEO協会・SEO検定公式サイトはこちらです。
https://www.ajsa.or.jp/kentei/seo/

SEOで成功するための無料コンテンツの4つのパターンと、無料情報・無料サービスを提供して上位表示するには?【SEO検定2級・第10問】

2022年12月13日


SEOで成功するためには、普通の商品の情報を自社サイトに載せるだけではうまくいかないです。それは他のライバルの会社やお店でもやっているからです。
A店も、B店も、C店も自分の店も、物やサービスを売る情報は普通満載だからです。

それだけだとドングリの背比べになって、結局知名度が高いお店。
例えばAが有名百貨店で、Bが有名なコンビニだとしたら、そういうところが結局知名度が高いから、より多くの人たちが検索エンジンから行こうとします。

Googleは今日何人各サイトに人が行っているかというのを、検索結果の画面に表示されるリンクの部分からどのサイトに行っているかというのを、全部チェックしています。
そうなると、皆が同じことをしているとやはり知名度の高いところは親しみやすくてユーザーも知っているから、信頼して見に行ってしまうことが多いわけです。
そうなると、大企業や有名企業が勝ってしまうことになります。

SEOの醍醐味というか目的は、それほど知名度が高くないWebサイトでも知恵と工夫を凝らすことによって集客を低コストで実現できる。これです!

問題はどうやってライバルの会社やお店と差別化するかですが、それが「無料お役立ち情報や無料のサービス」です。
皆さんも普段インターネットでいろいろなサービスを使っていると思いますが、ありがたいことに無料で使えるものや無料で見ることができる情報がインターネットには豊富にあります。

これだけスマートフォンが普及した中でインターネットを始める方は増えていると思いますが、スマートフォンを買う理由が有料のものを買う、有料サービスを使うためという人は少ないでしょう。
たくさんのものが無料で使えるからネット接続代金や、高い携帯料金を払ってやろうとしているはずです。

ということは、インターネットビジネスで成功するため、またはインターネットで集客するための第1の鉄則は無料でいろいろな情報やサービスを提供することです。

Webサイト上では誰もが無料で利用できるコンテンツを提供することが重要です。
問題はどのような無料コンテンツがWebサイトのアクセスを増やす集客力を持っているのかです。

無料コンテンツというのは大別すると、次の4つの系統があります。

@「無料データダウンロード系」
A「無料情報提供系」
B「無料ウェブサービス系」
C「無料イベント系」



@「無料データダウンロード系」

1つは、音楽等です。音楽が好きな人はやはり無料で音楽データがダウンロード出来ることは、すごく魅力的なので使うでしょう。
Spotify(スポティファイ)などのサービスは初月3カ月は無料です。
Apple Music(アップルミュージック)なども3カ月間無料です。

無料データというジャンルの中で昔からあるのは音声ファイルです。
最近では、皆さんが見ているYouTubeが人気です。
皆様も今この瞬間、YouTubeさんのサーバーからデータをダウンロードしています。
それは無料のはずです。
今日1番人気のあるのがYouTubeなどの動画のデータでしょう。



A「無料情報提供系」

これも皆さんや私も普段使っていると思います。

私事で恐縮ですが、このビデオを収録しているときにGoogleがある事件を起こしました。
アメリカのサーチエンジンジャーナルによると、Googleが大規模な障害を引き起こしました。
(Google Suffers Massive Glitch)という記事にそうしたニュースが載っていました。



こういった情報を取得して、私はこの日の朝から電車の中で考えて、このビデオを収録する前にブログの原稿を書き上げました。
そして私が管理しているブログにその記事をアップロードしました。

これは私の意見なり分析が入った原稿です。


SEOに少しでも関心のある方が知りたそうなことは何か、これを作ると皆が喜ぶだろうということを予測して仕事中や仕事後にこうやって作っています。

それをサイトにアップして、その後FacebookやTwitter、Googleビジネスプロフィール(旧 Googleマイビジネス)などに“こういう記事を書いたから見てください!” という感じのメッセージを書いて投稿します。

そうすると、弊社にとっての見込み客や昔からのお客さんが見に来てくれるのです。
そして、「SEOのことならは全日本SEO協会=鈴木将司」と思ってくれるようになりまます。

そうした情報を1回や2回投稿してもたいした効果はありません。
投稿を始めて効果の実感が沸いてくるまでには、2年かかりました。2年間このような無料情報を提供していると、ほとんどの方が金銭的、経済的な効果があげられるようになるはずです。
やはり信頼されるためには、時間がかかります。

無料で情報を提供するというのは最初は大した情報では無かったり、プレゼンテーションもプロレベルではなくても継続することによってグレードアップして、最後は人からお金を取れるぐらいのレベルになることはあり得ることです。

ということで、ブログやFacebook、Twitter、Googleビジネスプロフィールなどに情報発信するというのはまさに無料情報提供です。

ほかには、B「無料ウェブサービス系」というのが結構あります。

無料ウェブサービスというのはどんなものがあるかというと、ウェブ上で無料で何らかのサービスを提供しているところですが、1つは、今非常に人気のあるサービスで、Wixというところがあります。

これもご存知の方は多いと思います。ほとんどの方はご存じだと思いますが、無料で誰でもかっこいいデザインのウェブサイトのデザインが持てます。

ただ、ネットショップの機能や決済機能がほしいとか、サイト内検索の機能がほしいというように、いろいろな機能を付加しようとすると、有料のサービスを使わなくてはいけないのです。
プラグインみたいな形で使うということです。
あと容量を何GBかほしいというときは、やはり有料プランにアップグレードしなくてはいけません。

ということで、こういうのが無料のウェブサービスです。

次は、C「無料イベント系」というのがあります。

無料イベントというのはまさに今新型コロナでたくさんの方が大変な思いをしていますが、最近人気がでてきているのはオンラインのセミナーやオンラインの相談会、オンラインのコンサルティングなどです。
そういったものが、無料のイベントです。

ほかに無料イベントのもう1つのパターンがありまして、それはペット自慢みたいなものです。

例えば猫のコンテストなどです。

猫を飼っている人たちが自分の猫の写真をあるウェブの無料イベントのサイトに投稿すると、いろいろな他のユーザーの人たちが投票してどの猫が一番可愛いとか、どの猫が一番不細工だとかという感じで、いろいろなパターンのランキングを表示します。
そして何月何日になると結果が発表されますとか、選ばれた猫ちゃんには動画が見れます、何月何時何分です!とやると、よりイベント性が高まってきます。    

ということで、いろいろなネットユーザーがオンラインで参加できるようなものが無料イベント系というものです。

このように自社サイトのアクセス数を増やしてGoogleからの評価を高め、本来上位表示したいセールスに関わるキーワード。
例えばペットショップ通販とか、整体院大阪といった難しい本来だったら大手や有名なところでないと上位表示できないキーワードが、順位を上げることができるのです。

そのきっかけとなるのが、この無料のサービスとか無料のデータ系、無料情報系です。

今回の動画SEO検定2級【第10問】では
(1)SEOで成功するための無料コンテンツのパターンは?
(2)無料情報と無料サービスを提供して上位表示するには?

というテーマで全日本SEO協会の鈴木将司が詳しく解説します。

皆様のご視聴、お待ちしております。

全日本SEO協会・SEO検定公式サイトはこちらです。
https://www.ajsa.or.jp/kentei/seo/
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