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6、インデックスするページのコントロール

 

これまで、インデックス状況の確認方法とその改善方法について述べてきましたが、サイト内の全てのページをGoogle等の検索エンジンにインデックスしてもらいたくない場合は次のようなタグを使用することによりインデックスをコントロールすることが出来ます。



インデックスを拒否する方法


Google等の検索エンジンにインデックスして欲しくないWebページはHTMLソースのヘッダー部分にrobots no indexタグ:


<meta name="robots" content="noindex">


を記述するとインデックスから除外してもらう事が出来ます。



リンクとしての評価を拒否する方法


Googleは近年、お金をもらって外部ドメインのWebページにリンクを張る場合はそれがリンクとして認識されないようにアンカータグ(<a href>)のところに以下のようにrel=nofollowと記述することを求めています。


<a href="" rel="nofollow"></a>


必ず広告としてのリンクを張る時や、何らかのお金をもらってリンクを張る時はこの記述をするとリンク先にペナルティーを与えずに済みます。同時にリンクを張っている自社サイトもペナルティーを受けないで済むようになります。この記述を忘れないようにして下さい。(Googleは有料のリンクを張っているサイトにも、張られているサイトの両方に対して厳しいペナルティーを与えます)



類似性の高いページの申告と除外のリクエスト


サイト内に文字コンテンツの内容が重複しているページが複数ある場合はcanonicalタグ(カノニカルタグ)をヘッダー部分に張るとオリジナルのページだけ評価対象になり、そのページに類似したページは評価対象から除外してもらうことが出来ます。


<link rel="canonical" href=" "/>


詳しい利用方法はSearch Console ヘルプにある正規 URL を使用するを参照して下さい:


https://support.google.com/webmasters/answer/139066?hl=ja#1


以上がSEO検定3級がカバーする企画要素と内部要素の技術要因についてです。


これらの要素のほんとんどは自社内で出来る範囲のものです。しかし、年々複雑化するGoogleの要求を理解するしないで大きな差が生まれる部分でもあります。


だからこそこの部分がSEOの伸びしろになります。常日頃からGoogleを始めとする検索エンジン会社の動向に注意を払い知識の向上と実践による独自ノウハウの蓄積に邁進して下さい。



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